Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

小諸市長後援会が解散へ 大型事業公約転換に不満

$
0
0

 柳田剛彦小諸市長の後援会(土屋佳生会長)は5日夜、市内で支部長会を開き、後援会を解散する方針を固めた。昨年4月の市長選で初当選した柳田市長が県厚生連小諸厚生総合病院の再構築、ごみ焼却施設計画で公約を転換したことへの不満が背景にある。支持者の間には、市政をチェックする別組織の結成、市長の解職請求(リコール)など、複数の意見が出ている。  支部長会は非公開。後援会は後日、記者会見し、解散理由などを説明する見通しだ。  柳田市長は選挙戦で、芹沢勤前市長の政治姿勢や大型事業に批判的な立場を主張。後援会は同様の考えの市民が多く参加し、柳田市長は現新3氏による選挙戦で9465票を得て当選した。  同市長は就任後、病院再構築方法を問うアンケート実施を目指したが、併設計画を支持する県厚生連の考えや市民署名などを受けて10月17日に併設を決定。これに対し後援会内に反発が出て、同24日の総会で、今後の在り方などを役員会に一任していた。  柳田市長は支部長会に出席しておらず、取材に「大型事業が会の考えに反することになり、申し訳ない」と説明。一方で「理解してもらう努力が足りない面もあったかもしれないが、(転換の)事情を分かってほしかった」とも述べた。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>