BCリーグは6日、長野市内で監督会議を開き、昨季公式戦(全225試合)の1試合平均時間は2時間57分で、今季はさらに2~3分の短縮を目指すことを確認した。3時間を切ったのは2008年シーズンに次いで2度目。同リーグの村山哲二代表は「理想は2時間30分だが、それに向かって少しずつ縮めていきたい」とした。 球団別だと、群馬ダイヤモンドペガサスが最短の2時間51分。最長は新潟アルビレックスで3時間6分、信濃グランセローズは2番目に長い3時間ちょうどだった。 リーグの分析によると、新潟はチーム打率が6球団トップの2割8分5厘で攻撃時間も長い半面、ホーム試合の1試合平均観客数が唯一、前年を上回った。村山代表は「試合時間の長さと観客動員数の増減は必ずしも一致しない。内容や試合運営の仕方が重要」とした。時間短縮策として、次打者が速やかに打席に入るよう各球団に指示した。(長野県、信濃毎日新聞社)
↧