「ゆずエール」「黒糖スイートスタウト」「越乃米こしひかり仕込み」…。さまざまな素材を使い国内で醸造された約50種類もの地ビールと音楽が、志賀高原を訪れたスキーヤーたちを酔わせた。 下高井郡山ノ内町の志賀高原総合会館98で16日、全国各地の地ビールとバンドの生演奏を楽しむ「スノーモンキービアライブ」が2日間の日程で始まった。初日は、昼と夜の2回で合わせて約1200人が参加。ジャズやダンス音楽を聴きながら各地の地ビールを飲み比べた。 北海道、秋田、大阪、鳥取など全国の15業者がブースを並べ、自慢のビールを提供。県内からは、「志賀高原ビール」を醸造する地元の玉村本店、「ヤッホーブルーイング」(北佐久郡軽井沢町)、「南信州ビール」(駒ケ根市)の3社が出店した。 町のスキー発祥100周年記念事業として開いた昨年に続き2回目。「志賀高原の楽しさを多くの人に知ってもらう機会にしたい」。実行委員長で玉村本店役員の佐藤栄吾さん(47)は、ビールの泡に夢を託した。17日は午前11時~午後3時半に開く。(長野県、信濃毎日新聞社)
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