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技能五輪・アビリンピック公式キャラ「わざまる」人気上昇中

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 県内で今月開く第50回技能五輪全国大会(26~29日)と第33回全国障害者技能競技大会(アビリンピック、20~22日)の公式キャラクター「わざまる」の人気が、大会が近づくにつれて上がっている。特徴の大きな瞳が「かわいい」と好評で、ピンバッジの売り上げも好調。わざまるがつぶやくツイッター(短文投稿サイト)のフォロワー(継続的な読者)も1100人を超え、大会PRに一役買っている。  「かわいいー」。12日までの2日間、岡谷市カノラホールで開いた「全国産業観光フォーラムinおかや」の入り口で、大会PRに訪れたわざまるの着ぐるみが手を振って愛嬌(あいきょう)を振りまくと、来場者から歓声が上がった。握手した会社員の岡沢三保子さん(52)=岡谷市川岸=は「頭の形が信州の山並みに見えるのもすてき」と笑顔だった。  わざまるは2009年に公募でデザインと名前が決まり、チラシに登場したり着ぐるみが県内各地のイベントに出演したりして大会をPR。活動を続ける中で徐々に人気が上がり、「頼まれてイベントに出演するケースも多くなってきた」と県技能五輪・アビリンピック室。わざまるの登場場所をホームページで調べて会いに来る「追っかけ」もいるという。  知的障害者の就労を支援する事業所「アトリエCoCo」(長野市若穂)は、14日に事業所内で開くアビリンピック出場選手たちの壮行会にわざまるの出演を依頼した。わざまるの「ファン」と話す綿貫好子所長(53)は、「着ぐるみの動きがかわいらしくて好き。選手たちにも人気があり、出演してもらえれば盛り上がる」と期待する。  県などの計画では、わざまるの活動は本年度が最後。ただ、10年のJRや県などによる誘客事業のイメージキャラクター「アルクマ」が、人気を受けて事業終了後も県内観光のPRキャラクターとして存続した例もある。「どのキャラクターよりもずばぬけてかわいい」とわざまるを溺愛する同室の西沢清室長は「来年度以降の扱い方は、関係者や県民の声を聞いて検討したい」と話している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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