公立高一般入試の合格発表　１万１８４７人笑顔

　県内公立高校の２０１３年度一般入試（後期選抜）の合格者が２２日午前、一斉に発表された。全日制、定時制、多部制・単位制を合わせて１万２８８７人が受験し、１万１８４７人が合格。不合格者は１０４０人で前年度より８６人増えた。 　午前８時半、各校が校内に合格者の受験番号を掲示。待ち構えていた受験生や保護者から歓声が上がり、抱き合ったり携帯電話のカメラで番号を撮影したりして喜んだ。各校はホームページでも合格者の受験番号を掲載した。 　全日制の合格者は普通科が９０７２人、農業科や工業科といった職業科（専門学科）は計１８２４人、理数科などの特色学科は１０９人、総合学科５１２人。定時制は１５８人、多部制・単位制は１７２人だった。 　不合格者は都市部の普通科に多く、上田東６０人、松本蟻ケ崎５８人、長野５７人、上田染谷丘４５人、松本県ケ丘４２人など。受験者数が募集人員に満たなかった学科でも不合格者があり、茅野と長野西中条校の普通科でそれぞれ５人、丸子修学館総合学科で４人などだった。 　一般入試の受験者は既卒者も含めた高校志願者全体の６２・２％。２月の自己推薦型入試（前期選抜）では、志願者全体の３５・０％に当たる７２４５人が受験し、既に４４９０人が合格している。（長野県、信濃毎日新聞社）