リニアのトンネル掘削残土 運搬はJR東海が実施
飯田下伊那地方の市町村と国や県の現地機関などでつくるリニア中央新幹線建設推進飯伊連絡調整会議は21日、第4回会合を飯田市で開いた。建設主体のJR東海は、トンネル掘削に伴う残土の活用について、運搬を同社が行うなどの基本方針を説明。県は、県と市町村でつくる「建設発生土活用ワーキンググループ(WG)」で来年度、残土の受け入れ条件を整理し、公共事業での活用を市町村に検討してもらう意向を示した。...
View Article公立高一般入試の合格発表 1万1847人笑顔
県内公立高校の2013年度一般入試(後期選抜)の合格者が22日午前、一斉に発表された。全日制、定時制、多部制・単位制を合わせて1万2887人が受験し、1万1847人が合格。不合格者は1040人で前年度より86人増えた。...
View Article野尻湖ナウマンゾウ発掘調査、初日から新たな発見
昨年10月に従来の発掘調査場所とは異なる地点で初めてナウマンゾウの化石が見つかった上水内郡信濃町の野尻湖で22日、野尻湖発掘調査団(団長・赤羽貞幸信州大副学長)による地質調査が始まった。初日から早速、新しいナウマンゾウの臼歯や足跡化石などが見つかり、県内外の考古学ファンを含む参加者約50人の意気が上がった。...
View Article戦争中の国策「松根油」製造、松本で釜発見
山あいに広がる松本市中川の民家で、太平洋戦争末期に航空機などの燃料不足を補うため松の根から採った「松根油(しょうこんゆ)」製造に使われた釜が残っていることが22日までに分かった。松根油製造は国策で進められ、全国で多くの製造工場が造られたが、県立歴史館(千曲市)によると、釜が残っている例は珍しいという。地元の郷土史研究家らは「山間部でも戦争の影響を受けていたことを伝える品」としている。...
View Article十分な車間距離や早めの休憩が大事 長野道多重事故
22日未明に松本市島内の長野道下り線梓川サービスエリア(SA)付近で起きた多重事故は、本線上での単独事故がきっかけとなった。県内の高速道路でもたびたび起きる多重事故では、けが人が多数に上ることが多い。県警高速隊や中日本高速道路(名古屋市)は、巻き込まれないために十分な車間距離や早めの休憩を取り、疲れが出やすい深夜から早朝にかけての運転には特に注意が必要と指摘している。...
View Article男子の佐久長聖、優勝に照準 あす高校伊那駅伝
男子第36回、女子第29回の「春の高校伊那駅伝」(伊那市、信濃毎日新聞社などでつくる実行委員会主催)は24日、伊那市陸上競技場を発着点に男子は6区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで競う。全国各地から集まる強豪校を相手に、県勢がどんな戦いを挑むか注目される。 【男子】...
View Article再生エネ活用の取り組み支援 飯田市に全国初の条例
飯田市議会は3月定例会最終日の22日、再生可能エネルギーを活用した持続可能な地域づくりへの取り組みを支援する条例案を可決した。地域住民らが主体になる発電事業を市が支援する仕組みを盛った他、再生可能エネルギー資源を地域住民の共有財産と捉え、これを活用する権利が住民にあるとする「地域環境権」を掲げた。市地球温暖化対策課によると、こうした条例の制定は全国で初めて。4月から施行する。...
View Article諏訪の小中学生が被災地へ、津波の爪痕見つめる
むきだしのコンクリートの骨組みや鉄筋、ガラスのない窓枠―。東日本大震災で被災した宮城県東松島市の鳴瀬第二中学校を22日、諏訪市の小中学生が訪れ、津波の爪痕が残る校舎を無言で見つめた。 震災の恐ろしさや支え合いの大切さを身をもって感じてほしい―と、諏訪市や市校長会が防災研修事業として初めて企画。市内の全11小中学校から26人の児童、生徒が派遣団として被災地を訪れた。...
View Articleセシウム97%除去する新材料 信大教授ら開発
信州大の遠藤守信・特別特任教授を中心とする研究グループは22日、遠藤特別特任教授が開発した炭素繊維カーボンナノチューブ(CNT)を使い、放射性セシウムを効果的に吸着する新材料を開発したと発表した。新材料で3回ろ過すれば放射性セシウムの97・3%が除去できる計算という。グループは、放射性セシウムを含む焼却灰の処理や汚染水の除染に活用できるとしている。...
View Article「ホテル信濃路」で2200万円横領 支配人ら4人
県内の教職員らが加入する公立学校共済組合長野支部は22日、同支部が運営する宿泊施設「ホテル信濃路」(長野市)の支配人ら4人が2005~12年に計約2200万円を横領していたと発表した。同支部によると、4人のうちともに男性の50代の支配人と60代の事務次長が横領発覚後に自殺した。同支部は同日、残る2人を懲戒解雇するとともに、業務上横領容疑で長野中央署に刑事告訴した。...
View Article「仲間への思い、たすきに」 春の高校伊那駅伝
男子第36回、女子第29回の「春の高校伊那駅伝」(伊那市、信濃毎日新聞社などでつくる実行委員会主催)は23日、伊那市の県伊那文化会館で開会式を行った。過去最多の男女計167チームが出場する24日のレースを前に、全国各地から集まった選手が健闘を誓い合った。...
View Article伊那で縄文時代の「お守り」作り教室
子どもの手形などが付いた縄文時代の土の板を再現しようと、伊那市創造館は23日、縄文時代の「お守り」作りの教室を開いた=写真。伊那市などから、生後7カ月を含む未就学児と保護者の6組15人が参加。子どもが健やかに育つように―と願いを込め、粘土に手形や足形を付けた。後日、窯で焼き上げて参加者に渡す。...
View Article信州、チームワーストタイ8連敗 bjリーグ
プロバスケットボール男子bjリーグの信州ブレイブウォリアーズは23日、千曲市戸倉体育館で西地区6位の京都ハンナリーズと対戦し65―78で敗れた。信州はチームワーストタイの8連敗で通算成績は16勝27敗。順位は東地区8位のまま。...
View Article信大医学部で白衣授与式 臨床実習へ決意新た
信州大医学部医学科(松本市)は23日、新年度から病院で臨床実習に取り組む新5年生約100人を対象に、白衣授与式を開いた。実際に患者と接する医療現場に出る前に、白衣によって学生に医師になる意識を高めてもらう狙いで始め、ことしで3年目。...
View Article佐久で運動公園陸上競技場完成 4月1日利用開始
佐久市は23日、平賀・瀬戸地区に整備した佐久総合運動公園陸上競技場の完成式を開いた。市によると、北信越規模の大会が開ける日本陸連の第2種公認陸上競技場で、東信地方では初めて。4月1日から利用を始める。...
View Article欧州のソムリエ5人、諏訪の酒蔵を訪問
東京で29日に開かれる「世界最優秀ソムリエコンクール」に出場する選手2人を含む欧州のソムリエ5人が23日、諏訪市の酒造会社「宮坂醸造」を訪れた。5人とも、働いているレストランでは日本酒を提供しており、本場の酒蔵で知識を深める目的。真剣な表情で同社の酒の試飲を重ね、味の違いや製造方法を学んだ。...
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