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「校名だこ」22枚 あたたか手作り応援 春の高校伊那駅伝

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 春の高校伊那駅伝の男子コース、伊那市美篶の市道ナイスロードで24日、地元青島区の住民が手作りの「校名だこ」を掲げて声援を送った。子どもからお年寄りまで約20人が、地元産の大豆などをペットボトルに入れた鳴り物を手に「頑張れー」。最後の選手が通過するまで見守った。  出場校名が入ったたこは縦約1メートル、横約50センチ。同市道がコースになった2007年、農業矢島信之さん(68)らが「信州上田常田たこの会」の指導を受けて22枚作った。10年を最後に応援には使っていなかったが、大会を盛り上げようと復活させた。  1歳7カ月の子も鳴り物を握り、「上農」(上伊那農業高校)のたこを持った男性は「上農はまだか」とやきもき。折り畳み椅子に座った池上甲子男さん(89)は「目の前を駆け抜けていくのがいい」と選手に手を振り、「若いころは良く走ったもんだ」。  同市山寺のJR伊那北駅近くの沿道では、伊那小学校5年毅(き)組の18人が、総合学習で4年生から練習している太鼓を演奏。山本好河(ここ)さん(10)は「選手みんなに頑張ってほしいという思いを込めてたたいた」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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