県製粉協会(事務局・柄木田製粉)は24日、「信州粉もん祭り2013」を千曲市鋳物師屋(いもじや)のちくま農協本所で初めて開いた。県産小麦粉を普及しようと企画。県産小麦粉を使った手打ちうどんの講習や商品の展示販売などがあった。 手打ちうどんの講習は、同市の女性グループ「手づくり工房夢麺(ゆーめん)」が指導。参加した長野市篠ノ井塩崎の北村弘さん(67)は「こねたり、伸ばしたりするのを感覚で学ぶことができた。早速道具をそろえたい」と話していた。 「粉もん料理」のレシピコンテストも開催。この日の本審査に残った優秀作品5点から、飯山市豊田の民宿おかみ庚(かのえ)久美さん(57)の「てんじょ焼き」が最優秀賞に選ばれた。すいとん粉や水、塩で作った生地に、サクラエビや野沢菜など5種類をそれぞれトッピングした薄焼きだ。 同農協本所前のテントでは、千曲市産小麦ユメセイキ100%使用の生うどん、上伊那郡中川村産小麦ユメアサヒ100%使用のコッペパンなどが並んだ。 レシピコンテストの優秀作品は次の通り。 ▽ミニとまおやき(塩尻市の工藤美和さん)▽信州ぎょうざ(安曇野市の畑中成莉星さん)▽ジャージャーうどん(長野市の春原宏道さん)▽白いライチョウたち(長野市の西川早苗さん)(長野県、信濃毎日新聞社)
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