県産食材使った軽食店オープン　東部湯の丸ＳＡ上下線に

　高速道路のサービスエリア（ＳＡ）などの商業施設を管理するネクセリア東日本（東京）は２９日、東御市祢津の上信越道上下線の東部湯の丸ＳＡに１店ずつ、軽食の店舗をオープンさせる。「信州らしさを感じてほしい」と、ともに県内産食材を多く使い、持ち帰りもできる。 　上り線は、イタリア風の料理を提供する「アヴァンツァーレ」＝写真。細かく切った野菜をマカロニと一緒に煮込んだ「ショートパスタ」は、長野市産のトマトや千曲市産のタマネギを使用。県内産のリンゴを練り込んだソーセージを使ったホットドッグもある。座席は６席で、営業時間は午前１０時～午後６時。 　下り線は「湯の丸おこびれ処（どころ）」。「おこびれ」は東北信地方の方言でおやつを意味する。米粉の生地に野沢菜を包んで焼いた「あんぼ」や上田市産の肉を使った焼き鳥などを用意し、季節に合わせて野菜、果物も販売する。５席あり、午前８時～午後５時（１２～２月は午後３時まで）の営業。 　オープンを記念して両店とも３１日まで、商品を購入した人に菓子などをプレゼントする。問い合わせは上り線（電話０２６８・６３・０２３０）、下り線（電話０２６８・６２・６１０２）の各事務所へ。（長野県、信濃毎日新聞社）