３１日午前０時半ごろ、伊那市西春近の中央道下り線で、単独事故を起こして止まっていた乗用車に、大型トラックと大型トレーラーが相次いで追突した。乗用車の男女が病院に運ばれたが、助手席にいた女性は約１時間半後、収容先の駒ケ根市内の病院で内臓損傷のため死亡が確認された。運転していた東京都三鷹市の会社員森健人さん（２１）は多発外傷で重傷のもよう。トラックとトレーラーの運転手にけがはなかった。
県警高速隊が死亡した女性の身元確認を急ぐとともに、事故原因を詳しく調べている。下り線は伊那―駒ケ根インター間が同日午前１時すぎから約６時間、通行止めとなった。
中央道では２５日未明にも、伊那市の南隣にある上伊那郡宮田村の上り線で、タイヤが外れて停止していたキャンピングカーに大型と中型のトラックが追突し、キャンピングカーの山梨県笛吹市の夫婦が死亡する事故が起きたばかり。（長野県、信濃毎日新聞社）
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伊那市の中央道で３台が絡む事故、乗用車の男女２人死傷
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