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上田の映画祭で浦里小しのぶ 学校でロケの「淀川長治物語」上映へ

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 上田市材木町の市上田文化会館で11月10、11日に開かれる「うえだ城下町映画祭」で、火災により校舎など5棟を全焼した同市浦野の浦里小学校をロケ地にした映画「淀川長治(よどがわながはる)物語神戸編サイナラ」が上映される。同作品を手掛けた映画監督、大林宣彦さん(74)のゲスト出演が火災前に決まっており、大林さんと共に焼失前の同校の姿をしのぼうと企画した。  この映画は2000年に公開。今回の火災で全焼した同校旧管理棟(旧校舎)などで映画評論家、故淀川長治さんの青年時代が撮影された。大林さんが同校でロケをしたのはこの時が初めてで、「地元の人たちも協力的でとても居心地が良かった。浦里小がなければ撮れなかった映画」と振り返る。その後、大林さんは映画「告別」(01年)「理由」(04年)の撮影も同校で行った。  上映は10日午前10時から。大林さんと、長女で映画感想家の千茱萸(ちぐみ)さんによる対談もある。同日午後5時から大林さんの最新作「この空の花―長岡花火物語」も上映する。  この他、同日午後2時10分から「第10回自主制作映画コンテスト」の優秀作品を表彰。11日は午前9時半から「ステキな金縛り」(三谷幸喜監督)「キツツキと雨」(沖田修一監督)など最近の話題作品を中心に上映する。  入場料は10、11日それぞれ一般が前売り1500円、当日1800円、高校・大学生が前売り・当日とも800円、中学生以下が同500円。「この空の花―長岡花火物語」のみの観賞は前売り・当日とも一般千円、高校・大学生500円、中学生以下300円。前売り券は上田文化会館などで販売している。  映画祭は市と市教委、市マルチメディア情報センターなどでつくる実行委委員会が主催し、16回目。問い合わせは実行委事務局の市教委文化振興課(電話0268・23・6361)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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