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高遠城址公園の桜、最速の開花宣言 千曲のアンズも

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 3月中に暖かい日が多かったことを受け、県内各地で桜やアンズのほころびが進み、1日、伊那市の高遠城址(じょうし)公園(伊那市高遠町)のタカトオコヒガンザクラは昨年より15日、1983(昭和58)年に統計を取り始めて以来最も早く開花宣言。千曲市森・倉科地区の「あんずの里」のアンズも、冷え込みが続いた昨年より13日早く開花宣言をした。  高遠城址公園の開花宣言は1日正午。公園では「さくら祭り」も開幕した。祭り開幕と同日の宣言も初めてという。伊那市によると、満開は来週半ばごろの見込み。  昨年に続き、公園南側の木で開花を判定。この日は陽気に誘われ、園内で開き始めた花や赤いつぼみを眺める人も。堺市から訪れた臼井哲也さん(30)と園田美貴さん(26)は「春が来たという感じ。満開になったらまた来てみたい」と話していた。  2日から公園への入園は有料(高校生以上500円、小中学生250円)になる。  千曲市観光協会などでつくるあんずまつり実行委員会によると、開花を判定する標準木は、大宮神社近くの「平地」、あんずの里観光会館近くの「中間地」、窪山展望公園近くの「山際」の3カ所。平地はほぼ満開の場所があり、中間地は咲き始め。山際はつぼみの状態だ。  実行委によると、全体が見頃を迎えるのは来週ごろ。同実行委事務局は「良い季節なので、多くの人に訪れてほしい」と期待している。  日本気象協会長野支店によると、今週後半にかけ暖かくなり、各地で開花宣言が続きそう。ただ、週末は雨が予報されている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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