県内の小中学校35校で3日、入学式が開かれた。飯田市の川路小学校では、真新しいランドセルを背負った新1年生17人が雨の中を登校。昇降口で胸にリボンを着けてもらうと、保護者や在校生らに見守られながら式に臨んだ。 山本美智子校長は「あいさつをすること、朝自分で起きること、ルールを守ることを心掛けて頑張りましょう」と呼び掛けた。教室に戻った新入生は自分の名前を記したシールが貼られた机に着席。担任の吉村由紀教諭から名前を呼ばれると、手を挙げて「はい」と元気よく返事をしていた。 樋口由宇愛(ゆうあ)さん(6)は「給食は好き嫌いせずに全部食べられるようにしたい」。松下拓朗君(6)は「授業では質問し、宿題を忘れないようにしたい」と抱負を話した。 県教委教学指導課によると、県内公立小中学校の入学式は3日に始まって8日まで続き、511校の4日がピークとなる。(長野県、信濃毎日新聞社)
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