任期満了に伴う佐久市長選と市議選(定数28)は7日、告示される。市長選は表明順に、いずれも無所属で、再選を目指す現職の柳田清二氏(43)=野沢、国際協力機構(JICA)東京国際センター前所長で新人の花里信彦氏(53)=志賀、佐久市議で新人の農業柳沢重也氏(67)=甲=の3氏が立候補を予定している。投開票は14日。 柳田氏は昨年11月に出馬を表明。市議、県議時代から培った後援会組織を足掛かりに、小規模農家を含めた農業振興や、1期目から公約に掲げている「世界最高健康都市の構築」などを訴える。 花里氏はことし1月に出馬表明した。現市政に批判的な市民らが支援。外部監査制度導入による無駄な支出の削減や、森林など地場の資源を活用した雇用創出などをミニ集会や街頭でアピールする。 柳沢氏は2月に出馬表明。市議活動を支えてきた後援会員らと草の根的な運動を展開。旧町村部への分権促進、住民投票で建設中止となった総合文化会館に替わる文化施設の建設などを掲げている。 市議選には定数を1上回る29人が立候補を予定。内訳は現職17人、新人11人、元職1人。党派別は、公明と共産が各3人、自民と日本維新の会が各1人の他は無所属。女性は6人。 3月2日現在の有権者数は8万620人(男3万9098人、女4万1522人)。(長野県、信濃毎日新聞社)
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