飯田市座光寺にある市天然記念物のエドヒガン「麻績の里舞台桜」が見頃を迎え、地元の小中学生らが6日、観光客らに桜の歴史などを説明する「子ども桜ガイド」として活躍した。 子どもたちは、訪れた人たちをもてなすため、事前の学習会で花びらの特徴や由来などを学んだ。この日は、おそろいの黄色のジャンパー姿で木の近くに立ち、近くの旧座光寺麻績学校の校舎に歌舞伎舞台があることが名前の由来であることなどを説明した。 市座光寺小5年の金田真歩さん(10)は「大勢に聞いてもらえてうれしかった」。地元の今村作衛さん(69)は「子どもたちが地域のことをよく勉強していて感心しました。頼もしいです」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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