県警は12日、2月に配備したヘリコプター「やまびこ2号」の就航式を県営松本空港(松本市)で開いた=写真。今後、県警の隊員が訓練を重ね、11月からの本格運用を目指す。 同機はイタリア製で定員14人。県警は山岳遭難救助で「やまびこ1号」と「しんしゅう」を使用しているが、1号は年間約100日は点検や整備に費やしており、「しんしゅう」は老朽化で廃機する予定という。2号の就航でヘリによる救助活動などを充実させる。 この日は県警関係者などを乗せて諏訪湖や安曇野などの上空を飛んだ。平出剛航空隊長は「山岳遭難救助はもちろん、他の事件や事故にも対応できるよう訓練を積む」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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