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これ何の幼木? 原村で見分け方学ぶ講習会

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 諏訪郡原村の有志らでつくるむらづくり生涯学習推進委員会の「村民の森づくり専門部会」は13日、活動拠点にしている同村上里の村有林で、幼木の種類の見分け方を学ぶ講習会を開いた。5年ほど前に村が村道の脇の木を伐採、その場所に生え始めた樹木の種類を調べ、今後の森づくりに生かそうと企画。村民を中心に約30人が参加し、身近な木々の特徴を学んだ。  茅野市湖東(こひがし)で園芸店を営む清水馨さん(70)が講師を務め、樹種の特徴を確認しながら林を回った。清水さんは「グミの木は葉に点々がある」「コナラは枝の先端に芽がたくさんある」などと見分け方を説明。一帯にはコブシやミヤマザクラ、レンゲツツジの幼木もあり、判別した木には会員が幅の広いテープに名前を書いて幹に結び付けた。  参加者はメモを取ったり、写真に撮ったりしてじっくりと観察。村内から参加した男性(56)は「木を見分けられるようになれば楽しいと思い参加したが、なかなか難しい」と苦笑い。「これから少しずつ覚えたい」と話していた。  同専門部会は、住民主体の森づくりを進める狙いで2003年に発足。活動拠点の村有林約5ヘクタールを「村民の森」と名付け、間伐や草刈り、間伐材を使った木工講習会などの催しを開いている。部会長で農業の小林峰一さん(50)=原村中新田=は「調査結果を基に、みんなで具体的な林の整備の在り方を考えたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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