長野マラソン　選手村が開村　「安全で素晴らしい大会に」

　第１５回長野オリンピック記念長野マラソン（２１日・長野市）の招待選手らが宿泊する長野市のホテルメトロポリタン長野で１６日、選手村の開村式が行われた。１７日には海外招待選手の第一陣が入村し、国内外のトップ選手が本番に向けて最終調整する。 　開村式では、小坂壮太郎大会長（信濃毎日新聞社社長）が長野陸協の細田完二理事長に村長の委嘱状を手渡し、「長野マラソンの人気の源は行き届いたホスピタリティー。笑顔で来訪者を迎えてもらいたい」とあいさつ。細田村長は「安全で素晴らしい大会にしたい」と述べ、大会運営や選手の支援態勢に万全を期す。 　ギリシャの２選手の出場が決まり、今大会には昨年を上回る過去最多の１万８０６人がエントリー。男子は夏の世界選手権代表入りが有力な川内優輝選手（埼玉県庁）や前日本記録保持者の藤田敦史選手（富士通）が出場し、沿道は例年以上の盛り上がりが期待される。選手村には大会役員を含めて約１２０人が滞在する。（長野県、信濃毎日新聞社）