長野市で21日開かれる長野オリンピック記念長野マラソン大会で、スタート地点の長野運動公園に近い石渡(いしわた)地区の住民有志が当日朝、地元の石渡八幡神社を参拝する参加者に「無事完走」「目標成就」と印刷したお守りシール(2種類一組)を配る。参加者を応援しようと始め、4回目。 シールは縦10センチ、横6センチほど。例年県内だけでなく東京や神奈川、大阪などの参加者も参拝し、昨年は用意した300組が無くなった。今回は350組を当日の午前7時から8時まで先着順に配る。シールを受け取るとゼッケンやバッグに張って走る参加者が多く、大会終了後にお礼参りに来る人もいたという。 住民有志も、取り組みを始めた2009年には10人ほどだったが、現在は20人ほどに増えた。広報を担当する広沢幸一さん(56)は「神社の御利益があるかもしれないので、走る前にぜひ参拝を」を呼び掛けている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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