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長野で「最も遅い」積雪 県内冷え込み

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 県内は20日夜から北部、中部を中心に雪が降り、21日朝に長野や松本、軽井沢などで積雪を観測した。長野地方気象台によると、長野での積雪は統計を取り始めた1961(昭和36)年以降で最も遅い。各地で雪による通行止めや倒木が相次いだ。【関連記事○面に】  積雪は最大で軽井沢13センチ、信濃町6センチ、長野4センチ、松本4センチを観測。これまで長野で観測した積雪で最も遅かったのは79年の4月18日だった。  同気象台によると、20日から21日にかけ、太平洋上の発達した低気圧が寒気を引き込み、県内は気温が低下して雪雲が広がった。同気象台は地表付近の湿度、気温が低いほど雪になりやすいといい、好天が続き空気が乾燥していたところに夜間の低い気温が合わさって雪をもたらした―と説明。「この時期に平地で積もるほどの雪が降るのは珍しいが、今回は降雪の条件がそろった」としている。  21日深夜には雪を降らした低気圧は遠ざかり、22日は中南部を中心に晴れる見込み。ただ、放射冷却現象が起きて気温が低下するとして、同気象台は21日夕、全域に霜注意報を出し、農作物の被害を防ぐよう注意を呼びかけた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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