長野労働局の3月末時点のまとめで、県内の大学や短大、高専、専修学校を今春卒業予定だった学生の就職内定率は94・5%で、前年同期を0・6ポイント上回ったことが30日、分かった。前年同期の水準を上回るのは3年連続。同局は「依然として厳しい雇用状況が続いているが、学校側やハローワークなどの積極的な就職支援が実を結んだ」(職業安定課)としている。 県内54校の協力を得て集計した。今春卒業予定だった学生6908人のうち5394人が就職を希望し、3月末時点の内定者は5095人だった。 一方、今春卒業予定だった県内高校生の3月末時点の就職内定率は98・0%で、前年同期を0・1ポイント下回った。就職希望者は2984人で、このうち内定者は2924人だった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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