信濃国分寺、うららか御開帳 上田市で12年に一度
上田市国分の信濃国分寺で28日、本尊の薬師如来像を公開する御(お)開帳が始まった。12年に一度、巳(み)年に開かれ、今回は2001年以来となる。大勢の参拝客が訪れ、本堂前に建てられた高さ4メートルの開帳柱に触れたり、本尊に向かって手を合わせたりして御利益を願った。...
View Article天然記念物の植物群、一部焼く 霧ヶ峰の大規模火災
諏訪市郊外の霧ケ峰で28日に起きた大規模な火災で、植物群落が国天然記念物に指定されている踊場(おどりば)湿原の一部に延焼が及んだことが、29日分かった。市は今後、延焼範囲や植生への影響について調査する方針。現地を訪れた専門家からは「土壌などに何らかの影響が生じる可能性がある」と懸念する声が出ている。...
View Article不明の2人見つからず 白馬大雪渓雪崩 テントを回収
県警などは29日、北安曇郡白馬村の北アルプス白馬岳(2932メートル)白馬大雪渓で雪崩に巻き込まれたとみられる山口市の男性2人の捜索を続けたが、発見に至らなかった。大町署は、30日から天候が崩れる可能性があるとして、29日で組織的な捜索は終えるとした。...
View Article「早春賦」発表100年祝う歌声 安曇野 歌碑の前で合唱
安曇野市穂高で29日、唱歌「早春賦」を歌い継ぐ「早春賦まつり」が開かれた。ことしは「早春賦」発表から100年、市民らでつくる実行委員会がまつりを始めて30回となる。約千人が訪れ、北アルプスを望む穂高川河川敷にある歌碑の前で歌声を響かせた。...
View Article「中尾歌舞伎」待ってました 住民らの保存会が春季公演
伊那市長谷の中尾地区に江戸時代から伝わる「中尾歌舞伎」の春季公演が29日、地元の中尾座であった。住民らの保存会が「御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)弁慶上使(じょうし)の段」を上演。約300人が詰め掛け、見せ場では威勢のいい掛け声とおひねりが飛んだ。...
View Articleしなの鉄道169系、惜しまれラストラン
全国で唯一しなの鉄道(上田市)だけで走っていた旧国鉄時代からの車両「169系」が29日、軽井沢(北佐久郡軽井沢町)―屋代(千曲市)間の特別列車での運行を最後に老朽化で引退した。1968(昭和43)年に旧信越本線横川―軽井沢間の碓氷峠の急勾配を走れる電車として誕生した。ラストラン出発式などがあった軽井沢駅には千人弱が詰め掛け、沿線からも多くのファンが見守った。...
View Article義仲ゆかりの史跡を整備 上田・丸子の御岳堂 館跡に門柱
平安時代の武将木曽義仲の館(やかた)跡を上田市御岳堂(みたけどう)で整備していた地元丸子地域の住民グループ「木曽義仲信州丸子会」が29日、現地で完成式をした。館跡を含め御岳堂に点在する義仲ゆかりの史跡11カ所への説明板の設置も終え、「全国の義仲ファンに見に来てほしい」と期待している。...
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View Article霧ケ峰「火入れ」見合わせ 火災受け、来年度以降
諏訪市郊外の霧ケ峰で28日に起きた大規模火災で、原因となった「火入れ」(野焼き)事業の実行委員会会長を務める山田勝文市長は30日、市議会全員協議会で陳謝した。来年度以降の実施について市長は「しばらくは延期させてもらいたい」と述べ、見合わせる意向を示した。...
View Article野沢温泉に冷房用雪室、建設へ 雪を新エネルギーに
下高井郡野沢温泉村は、巨大な雪室(ゆきむろ)を造って夏場の冷房などに利用する計画を進めている。同村豊郷のレジャー施設「野沢温泉アリーナ」のプール棟跡地の一画に年内に建て、来年度の利用開始を目指す。豪雪地帯にあることを逆手に取り、雪を新しい自然エネルギーとして活用したい考えだ。...
View Article諏訪市、風予報確認せず 霧ヶ峰火災「経験則で判断」
諏訪市郊外の霧ケ峰で28日に起きた大規模火災で、長野地方気象台が諏訪地方では終日平均風速10~15メートルの「やや強い風」が吹くとの予報を同日午前5時の時点で出していたにもかかわらず、火災原因となった「火入れ」(野焼き)実行委員会事務局の市は予報の確認をしていなかったことが30日、分かった。市は「想定外の風が吹いて延焼した」とするが、実施判断の手順に甘さがあった可能性が出ている。...
View Articleリスが見られる環境を次世代に 茅野の公園 オニグルミ植樹
茅野市玉川の市運動公園を利用している市民有志らが30日、公園に生息するニホンリスが将来にわたって十分な餌を確保できる環境をつくろうと、オニグルミの苗木12本を植樹した。公園内のオニグルミの木は老木が増えているためで、有志がカンパを募って苗木を用意した。...
View Article「書評合戦」交流の起爆剤に 信大経済学部 多彩な効果期待
信州大経済学部(松本市)は本年度、好きな本の書評を5分間で発表し合う「ビブリオバトル(書評合戦)」を講義などに積極的に取り入れる。コミュニケーションを活発にしたり自発的学習のきっかけになったりする効果に期待し、教員にノウハウを提供して普及に努める他、全学部から参加者を募るバトルを毎月開く計画。学外の公立図書館や民間書店と共同で開くことも検討している。...
View Article県内大学生らの就職内定率 3月末時点で94・5%
長野労働局の3月末時点のまとめで、県内の大学や短大、高専、専修学校を今春卒業予定だった学生の就職内定率は94・5%で、前年同期を0・6ポイント上回ったことが30日、分かった。前年同期の水準を上回るのは3年連続。同局は「依然として厳しい雇用状況が続いているが、学校側やハローワークなどの積極的な就職支援が実を結んだ」(職業安定課)としている。...
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