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電気自動車快走 長野工業高 優勝と6位 GP第2戦

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 長野工業高校(長野市)環境システム班が、4、5日に秋田県大潟村で開かれた省エネルギー電気自動車を自作し走行距離を競うレースに出場、ジュニアの部で優勝と6位の成績を収めた。今季7戦実施されるグランプリ戦の2戦目で、同班は初戦。6月の第3戦以降も出場予定で「班員一丸となって準備してきた。グランプリでも優勝したい」と2007年度以来の年間総合優勝を目指している。  「2013ワールド・エコノ・ムーブ・グランプリ」第2戦は、1周6キロのコースで2時間に何周できるかを競うレース。全車が同じ容量のバッテリーを使うため、車体の軽量化や、下り坂を利用して加速する効率の良い走り方が勝敗の鍵となる。高校と高専が対象のジュニアの部には18校の27台が出場した。  長野工高は班員21人中2、3年生14人が2チームに分かれて参加した。昨年度までに作った車体を改良した高さ42センチ、重さ25キロの車と、昨年11月から新たに作った高さ49センチ、重さ28キロの車の2台で出場。ともに長さ約3メートル、1人乗りだ。改良型が12周、76キロ余を走って優勝。もう1台は11周、67キロ余で6位だった。  2台とも減速時のエネルギーを電気に変換して電池にためる「回生ブレーキ」を取り入れ、車体の余分な部分をくりぬいて軽量化するなど工夫した。同班は04、05年度を連覇、07年度以来総合優勝から遠ざかっている。班長の機械科3年宮本祐基君(17)=上水内郡飯綱町=は「車体を改良して残りのレースでも好成績を収めたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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