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シカ肉をソースカツ丼に 中川村 特製ソースで「さっぱりと」

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 上伊那郡中川村の第三セクター中川観光開発が同村大草(おおくさ)で運営する宿泊施設「望岳荘」は7日、主に村内で捕殺したニホンジカの肉を使ったソースカツ丼の販売を始めた。農林業被害対策でシカ肉活用に力を入れている同村の名物丼にしようと、村産リンゴの果汁を入れた特製ソースでさっぱりと味付け。他地域のソースカツ丼との違いを出した。  価格を抑え、食感や味の違いを楽しんでもらう狙いで、シカ肉と豚肉を80グラムずつカツに揚げる。シカ肉は牛乳で下処理するなどして特有のにおいを和らげた。  望岳荘は2月の節分に、シカ肉のカツを入れた「恵方(えほう)巻き」を販売。予想を上回る約230本が売れ、「カツ丼で食べたい」との声も寄せられたため、シカ肉料理の第2弾として考案した。  中川観光開発専務で、駒ケ根市のソースカツ丼店社長の片田秀昭さん(60)は「家庭でも調理できるメニューを積極的に仕掛け、シカ肉が普及すればうれしい」と話している。1260円で、6月末まで販売。問い合わせは望岳荘(電話0265・88・2033)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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