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恵那山トンネル下り線の天井板撤去、6月20日~7月10日

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 中央道恵那山トンネル下り線(下伊那郡阿智村―岐阜県中津川市、全長約8・5キロ)の天井板について、中日本高速道路(名古屋市)と国土交通省、長野、岐阜、愛知、山梨4県などは10日、名古屋市内で会合を開き、6月20日~7月10日の21日間に撤去工事をすると合意した。この間、下り線は、準備工事などの期間を除き、トンネル前後の区間を含め通行止めになるが、上り線を対面通行とし、車両は上下方向とも通行できる。  仮設の中央分離帯などを設けたり撤去したりする準備・復旧工事で、上り線は6月20日午後6時~21日午前6時と、7月9日午後1時~10日午前6時の2回、中津川インター(中津川市、IC)―飯田山本IC(飯田市)間で通行止めになる。国道19号などに迂回(うかい)する必要がある。  6月21日午前6時~7月9日午後1時の間は、恵那山トンネル上り線と前後計約13キロを対面通行とする。対面通行は制限時速を「40キロ程度」とする方向で長野、岐阜両県警と協議する。会合後に記者会見した中日本高速道路名古屋支社保全・サービス事業部の堀内信・企画統括チームリーダーは「大きな渋滞は予測していない」とし、土日曜日に最大2キロ程度と説明した。  決まった工事時期について、飯田市観光課の菅沼利和課長は、飯田下伊那地方では6月中旬まで県外の子どもが訪れる「体験教育旅行」の受け入れが多くなることを踏まえ、「6月下旬ごろからの工事を求めていた市の要望に沿い、観光に一番影響の少ない時期であり妥当だ」と歓迎。下伊那郡阿智村の昼神温泉郷の第三セクター昼神温泉エリアサポートの若山和司社長は「お客様にとって不便になることは間違いない。より一層の安全対策を取ってほしい」と話した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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