好天に恵まれた14日、地元小学生が松本市入山辺の市美ケ原少年自然の家に宿泊しながら美ケ原高原の登山やキャンプファイアを楽しむ1泊2日の「美ケ原キャンプ」が始まった。今季1校目となった信州大付属松本小学校5年生の2クラス72人は、涼風が吹く高原を楽しそうに散策した。 同自然の家から約3時間かけ、美ケ原高原の最高地点王ケ頭(2034メートル)に歩いて到着。子どもたちは「ヤッホー」とうれしそうに大声を出した。カッコーなど小鳥のさえずりを聞きながら、お弁当を食べた。その後、美しの塔に移動し、北アルプスの山並みを背景に班ごとに記念写真を撮った。 東組の小山恋奈(ここな)さん(11)は「初めての登山で疲れたけど、見晴らしの良い景色を見ることができて良かった。キャンプファイアが楽しみ」と笑顔を見せていた。 この日の県内は、高気圧に覆われて晴れ、気温が上がった。長野地方気象台によると、各地の午後1時までの最高気温は、飯田30・2度、松本29・7度、長野28・6度などだった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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