JR東海(名古屋市)と県は14日、2027年開業を目指すリニア中央新幹線東京―名古屋間に関する説明会を6月12日、飯田市高羽町の市飯田文化会館で開くと発表した。同市座光寺―上郷付近で調整中の中間駅に関するイメージ図についてあらためて説明し、飯田下伊那、木曽地方で進めている環境影響評価(アセスメント)の調査の進み具合も報告する。6月5日まで、県民500人を目安に参加申し込みを受け付ける。 沿線を対象にした説明会は、5月13日の山梨県、25日予定の岐阜県に続き3カ所目。山梨県の説明会でJR東海は、全席指定を前提に駅に切符売り場を設けないなど、効率化を追求した中間駅の立体的なイメージを説明。出席者からは「当日急に利用したい人にどう対応するのか」といった声も聞かれた。 申し込みはJR東海ホームページで受け付ける。インターネットを使う環境がない人は、飯田市にある同社環境保全事務所(電話0265・52・6511)で平日に電話で受け付ける。県の問い合わせ先はリニア推進振興室(電話026・235・7016)。(長野県、信濃毎日新聞社)
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