山雅ドロー９位浮上　粘りの守備 勝ち点奪う

　降雪の影響で延期になっていたＪ２第１０節の松本山雅ＦＣ―東京ヴェルディは１５日、松本市アルウィンで行い、松本山雅は０―０で引き分けた。５試合連続負けなしで勝ち点を２０に伸ばし、第７節以来の１桁順位となる９位に浮上した。 　松本山雅は野沢と弦巻が今季初先発し、塩沢が１１試合ぶりに先発出場した。前半は互いに決め手を欠き、シュートは５本ずつ。後半は東京Ｖに何度もゴール前に攻め込まれたが、体を張ってシュートをブロックし、無失点でしのぎきった。だが１２日の北九州戦に続きアルウィンで勝てず、昨季最終節（第４２節）から続いているホーム未勝利は８試合連続になった。 　Ｊ２第１５節は１９日に行い、松本山雅は午後４時から千葉市のフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と対戦する。（長野県、信濃毎日新聞社）