長野市豊野町川谷の「つつじ山公園」でヤマツツジ約1万本が見ごろを迎え、山腹を鮮やかに染めている。 17日午前には上水内郡飯綱町の三水第一小学校の3、4年生51人が春の遠足で訪れた。子どもたちはつづら折りで続く遊歩道を、頭上を覆うように咲いたツツジのトンネルをくぐりながら元気に登って行った。「もうちょっと」「がんばれ」と声を掛け合いながら頂上に着くと、眼下に広がる花と新緑の風景に「きれいだね」「やっほー」と歓声を上げた。 「オレンジや濃いピンク、紫やいろんな色があったよ」と花を楽しみながら登ったという4年1組の岩村来未(くるみ)さん(9)は「いっぱい汗をかいて、風が気持ち良い」と笑顔を見せた。 同公園愛護会長の畑田敏雄さん(62)によると、開花は例年より1週間ほど遅く、12日の「つつじ山まつり」の時には5分咲き程度だったが、好天が続きやっと見ごろを迎えた。来週末ころまでは楽しめそうだという。(長野県、信濃毎日新聞社)
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