Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

新茶摘む手 初夏の香り 阿南第一中生徒

$
0
0

 下伊那郡阿南町の阿南第一中学校の1~3年生計93人が27日、学校近くの茶畑で茶摘みをした。当初は17日を予定していたが、4月の遅霜などの影響で茶葉の生育が遅れたことから延期していた。  生徒たちは学校脇の畑と、近くの自然湖「深見の池」を望む斜面に広がる畑に分かれて作業。黄緑色の茶葉を素手で摘み取っていった。ことしの収穫量は昨年より300グラム少ない18・3キロ。町内の製茶工場で加工し、出来上がった茶は6月の授業参観日に保護者らに販売するほか、町内の老人福祉施設に寄付する。  3年の伊東利起君(14)は「お茶を喜んでくれる人がいるので、頑張って作業ができた。おいしいお茶ができることを期待しています」と話していた。  茶摘み作業は、郷土の産業に触れる狙いで1980(昭和55)年から続いている。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>