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ソチ五輪「複数メダルを」 日本電産サンキョー公開練習

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 スピードスケート実業団の日本電産サンキョーが30日、諏訪郡下諏訪町の本社でソチ五輪(来年2月)を控えるシーズンに向けた会見と公開練習を行った。男子短距離の加藤条治、長島圭一郎ら男女8選手が意気込みを語り、今村俊明監督は「金メダルを含めた複数のメダルを獲得したい」と目標を掲げた。  500メートル専門の加藤は昨季、34秒21の日本新記録をマーク。ワールドカップでも総合2位に入った。安定した活躍の背景には「(銅メダルを取った)バンクーバー五輪のころから頭を使ってスケートをすることを覚えてきた」と、調整法の改善があると説明。沖縄県石垣島で個人的に合宿を張るなど始動しており「金メダルに挑戦できる体力と心構えを今からつくっていきたい」と話した。  加藤以外の選手は今月8~22日に山梨県山中湖畔で行った体力づくりのため合宿に参加。銀メダルを獲得したバンクーバー五輪後は際立った成績を残せていない長島は「3年間のんびりして、貯金も底をついた。今季はひと稼ぎしたい。ここまでつらかったことは注目度がどんどん下がったこと」と話して笑いを誘った。チームが6月3~14日に野辺山高原で行うショートトラック合宿から滑りを磨くつもりだ。  唯一の県内出身者で5年目の上條有司は「スケート人生の全てを懸け、五輪で金メダルが取れるように頑張る」と気を引き締めた。このほか、男子の羽賀亮平、女子の石野枝里子、仁科有加那、高木菜那、群馬・嬬恋高から加入した樋沙織も抱負を語った。(長野県、信濃毎日新聞社)


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