塩尻市が名古屋市に1カ月間限定で出店するワインバーが1日、名古屋テレビ塔下の屋外スペースにオープンした。ナイアガラやメルローなど5種類のワインをグラスで販売。女友達同士や夫婦らが立ち寄り、塩尻産ワインを味わった。 ワインバーでは、塩尻産のキャベツやアスパラガスなどを盛った「野菜スティック」やソーセージも提供。木曽漆器の塗り箸、市内のワイナリーを記した観光パンフレットも配り、塩尻をPRした。仲間と3人で訪れた公務員の佐藤聡さん(53)=名古屋市=は「塩尻は山梨より身近に感じる。今度行ってみたい」と話していた。 この試みは、中京圏で塩尻産ワインの宣伝を強化する狙い。名古屋市の飲食店で飲み歩きを楽しむイベント「アペリティフの日in名古屋」の実施期間に合わせ、約90の参加店の一つとして出店した。(長野県、信濃毎日新聞社)
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