中野市の一本木公園で1日、20回目となる「なかのバラまつり」が23日までの日程で始まった。例年より開花ペースが早く、850種2500株のバラは3~4分咲き。初日から多くの人が訪れた。 鮮やかな赤が印象的な「カクテル」、黄とオレンジが微妙に混じり合った「リオサンバ」など園内のバラは個性豊か。家族4人で訪れた群馬県伊勢崎市の公務員高橋孝治さん(30)は「こんなに多くの種類があるとは思わなかった」と驚いていた。 バラを管理する「一本木公園バラの会」の畔上二三男さん(77)は「開花が早い品種と遅い品種が一斉に咲く8日ごろが最高の状態になる」。園内では食用バラを使ったアイスクリームなどバラ関連の商品が販売されている他、期間中に専門家の講演会もある。入園料300円(中学生以下無料)。(長野県、信濃毎日新聞社)
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