県営松本空港(松本市)にフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の札幌、福岡の2路線が就航して丸3年を迎えた1日、松本市などでつくる地元利用促進協議会が記念セレモニーを同空港で開いた。空港に到着した福岡線の利用客に、協議会や県の関係者らが記念品を配った=写真。 セレモニーで、協議会長の菅谷昭松本市長は「カラフルな機体は搭乗者だけでなく、離着陸を見学する人も楽しませている。利用率の向上を図っていく」とあいさつ。FDAの浅井伸祐(のぶかず)常務は「利用実績は順調に推移している。長野県には四季を通じていろいろな楽しみ方があるので、さらに誘客していきたい」と述べた。 九州出張の往復で搭乗し、携帯ストラップやりんごジュースなどの記念品を受け取った信州大職員の大沢和美さん(53)は「乗り心地が良くて快適。今後も使いたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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