長野市の飯綱高原観光協会は2日、この季節の草花を楽しんでほしいと、戸隠神社奥社へ通じる戸隠古道を歩くイベントを同高原で開いた。県内外から10人が参加。見頃を迎えたレンゲツツジや、かれんなニリンソウを観察しながら歩いた。 県自然観察インストラクターで、ロッジ経営の影山貞夫さん(73)=長野市富田=が案内。大座法師池近くの駐車場に集合した後、大谷地湿原の遊歩道を歩いて、善光寺から戸隠神社奥社へ向かう戸隠古道に入った。一の鳥居苑地(えんち)を巡って大谷地湿原から駐車場に戻る約6キロの行程を、野鳥も観察しながら2時間ほどかけて歩いた。 同市内の山田幸子さん(59)は「湿原の中を流れる川のせせらぎがとても爽やかで、レンゲツツジがとてもきれい」と話していた。 イベントは2回目。今後は薬草観察会や紅葉を楽しむイベントなどを企画している。(長野県、信濃毎日新聞社)
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