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若手農家のコメ「食べ比べ」 消費者と生産者が身近に

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 松本周辺の農家が作るコメを食べ比べながら、消費者と生産者が交流するイベント「信州お米の会」が16日、松本市大手1のコワーキングスペース「Knower(s)」(ノウアーズ)であった。地元農産物を身近に感じてもらおうと、ノウアーズと農家が初めて企画した。  松本市と安曇野市、東筑摩郡山形村から20~30代の若手農家4軒が参加した。会場で各農家のコシヒカリを土鍋とかまどで炊き、訪れた人たちが炊きたてを味わった。生産者が育て方の工夫を写真で説明したり、農薬使用についての質問に答えたりして自由に交流。コメをその場で購入する来場者もいた。「コメを買うとき優先すること」などを尋ねるアンケートもした。  塩尻市桔梗ケ原の遠藤敦子さん(55)は「4軒の味の違いがはっきり分かった」と話していた。  松本市和田で農園を営む赤羽悟さん(30)は「地元のおいしいお米をPRできた」。山形村の農業法人の代表、神通川賢一さん(29)は「新米の時期にまたやりたい」と話した。  コワーキングスペースは異業種の人が集い働く場。ノウアーズ責任者の清水達也さん(31)はかねて農業に関心があり「他の農作物でもイベントをやってみたい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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