Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

大町らしさを弁当に 長野の専門学校生が考案

$
0
0

 大町市を舞台に特産品づくりを学んでいる専門学校OKA学園トータルデザインアカデミー(長野市)デザインビジネス科、ファッション科の生徒たちが25日、大町らしさを盛り込んだ2種類のオリジナル弁当を考案し、市役所で披露した。生徒たちは「いずれ商品化できれば」と望んでいる。  市民有志でつくる「信濃大町草木染研究会」が2011年、同学園に農具川沿いのアヤメを使った商品開発などを依頼し、大町と同学園のつながりができた。生徒たちは、聞き取りや現地見学を重ねて活動の幅を食品にまで広げ、弁当試作にたどり着いた。  昨年冬に市内の食品会社に観光客向けとして提案した2種類を実際に作った。「塩の道弁当」は、アヤメ色を思わせる紫米のおこわ、信州サーモンの押しずしなどを盛り付けた。「仁科神明宮弁当」は、菜の花のごまあえ、ワサビのかき揚げのほか、ご神木をイメージした肉巻きおにぎりが目を引く。  この日市役所を訪れた14人の中には、初めて大町に来た生徒もいた。長野市の熊沢沙紀さん(19)もその一人。「私も大町の素朴さを伝えるツアー商品などを考えたい」と張り切っていた。他に市内の和紙を使ったアヤメ染め手紙セットなども紹介した。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>