佐久市猿久保の飲食店で6月25日に死亡しているのが見つかった同店経営者(70)の妻(69)について、佐久署が事件に巻き込まれた可能性がないと判断したことが2日、分かった。女性の死因は窒息死だったが、抵抗した形跡がない、第三者によって外部から力を加えられた形跡がない、部屋に荒らされたような痕跡がないなどから、事件性はないと判断したという。 同署によると、外出先から帰宅した経営者が6月25日午前9時半ごろ、店舗兼住宅の2階住宅部分で倒れている妻を発見。既に意識と呼吸がなく、搬送先の佐久市内の病院で死亡が確認された。目立つ外傷はなかったが、同病院の医師が遺体に不審な点があるとして警察に連絡し、同署は当初、妻が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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