阿部守一知事の資金管理団体「信州未来研究会」の会長にセブン＆アイ・ホールディングス会長兼ＣＥＯの鈴木敏文氏（埴科郡坂城町出身）が１日付で就任したことが２日分かった。事務局長には、県厚生連専務理事を６月２７日付で退任した平井直一氏（小諸市）が就いた。来年夏の知事選への再出馬を意識した動きとみられる。
同研究会代表者の阿部知事は取材に、自らが鈴木氏に会長就任を要請したことを明らかにした。
知事の支援組織としては他に、樽川通子・元県監査委員（諏訪郡下諏訪町）が会長を務める「あべ守一後援会」がある。知事はこれとは別に、佐久地方や小県郡長和町などに自主的に支援組織が発足しているとし、こうした組織をまとめる「ハブ（中軸）的な組織」として同研究会を位置付けることにしたという。
平井氏は取材に、政治資金や会員を募る考えを示した。同研究会の事務所は長野市柳町から市内の他所に移す予定という。（長野県、信濃毎日新聞社）
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阿部知事の資金管理団体会長にセブン＆アイＨＤ会長
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