県内、昼すぎから大気不安定に　気象台が注意呼びかけ

　長野地方気象台は３日、県内は４日昼すぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になるとして、雷や突風、降ひょうに関する気象情報を出して注意を呼び掛けた。 　同気象台によると、梅雨前線が日本海から東北南部に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨になる可能性があるという。５日も大気の不安定な状態が続くという。 　また、気象庁は３日、関東甲信は６～８日、最高気温が３５度以上の猛暑日になる所があり、熱中症に注意が必要とした。同気象台によると、長野市の６、７日の予想最高気温は３４度。県内全域で気温が上がる見込みで、猛暑日になる可能性もあるという。偏西風が北に蛇行するため太平洋高気圧が勢力を強めて県内を覆うためで「梅雨の中休みになる」としている。（長野県、信濃毎日新聞社）