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いいだ人形劇フェスタ、247劇団の熱演終え閉幕

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 飯田市を中心に開かれた人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2012」(実行委員会・飯田市・市教委主催、信濃毎日新聞社など共催)は5日、4日間の日程を終えて閉幕した。期間中、247劇団による451ステージが上演され、大勢の親子連れなどでにぎわった。  市内の飯田人形劇場では最終日、フェスタの前身「人形劇カーニバル飯田」創設に携わり、昨年4月に82歳で亡くなった須田輪太郎さんの追悼公演があった。須田さんが代表を務めた「人形劇団ひとみ座」(川崎市)が2作品を上演。午前の舞台には約200人の観客が集まった。演目「牛方と山んば」で、須田さんの妻村上良子さん(81)がやまんばの人形を操り、迫力のある演技で観客を引き付けた。  公演後、村上さんは「須田はフェスタをすごく愛していた。(フェスタを通じて)人形劇を愛する人が増えてほしい」と話した。  市内のホテルでは「お別れパーティー」が開かれ、劇団員や運営ボランティアら約400人が参加。実行委員長の高松和子さん(72)は「今回は一つ一つのステージが工夫されていて中身が素晴らしかった」と話した。来年は、人形劇カーニバル飯田から数えて35年目、フェスタ15年目の節目を迎え「アジア人形劇フェスティバル」を併催する。(長野県、信濃毎日新聞社)


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