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軽井沢の全寮制国際高校、来年開校へ施設完成

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 北佐久郡軽井沢町長倉に2014年9月開校予定の全寮制国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」(ISAK=アイザック)の設立準備財団は13日、校舎など施設の完成式と内覧会を開いた。支援者や地元関係者ら約150人が出席。「次代に変革を起こすリーダーの育成を目指す」同校へ、期待の声が相次いだ。  別荘地「あさまテラス」内の2万4千平方メートル余の敷地に、校舎(木造2階建て・延べ995平方メートル)、寮(同・延べ1166平方メートル)、体育館(鉄骨造平屋・714平方メートル)の計3棟を建設した。建設費は5億3千万円。寮は初年度の1学年分で、今後増設する。  1学年は50人程度、約7割は海外からの留学生を見込む。10月に県から学校法人認可を得る見通しで、順調なら11月初旬に生徒の募集を始め、来年1、2月ころに選考をするという。授業料は年間250万円、寮費は同100万円で、全額または一部の奨学金制度を設ける。  小林りん代表理事は「この学校には、日本の教育の国際化や次世代の若者をどう育てるかの期待がかかっている。日本の教育が変わっていくことに貢献したい」と話した。  来賓あいさつで、ソニー元会長でクオンタムリープ代表取締役の出井伸之さんは「日本が変わるのに一番変わらないといけないのは教育」、元経済同友会代表幹事で日本IBM相談役の北城恪太郎さんは「この高校が日本の教育界の改革の礎になると素晴らしい」と同校の取り組みに期待を込めた。  財団によると、ISAKへの寄付は、ファウンダー(大口寄付者)約70人からの計8億3500万円を含め8億8300万円が集まっている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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