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才教学園、高校設置へ 小中高運営 県内3例目

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 松本市で才教学園小学校、同中学校を運営する学校法人才教学園(松本市)が、県に「才教学園高等学校」の設置認可を申請したことが17日、分かった。2015年度の開校を目指している。県情報公開・私学課によると、認可されれば、小中学校と高校を同じ法人が運営する県内3例目となる。  同学園は小、中学校開校時から高校設置の構想があったとし、小中学校の在校生の保護者からも要望が多いという。高校設置で「小、中学校で培う学力と人間力をさらに伸ばしたい」としている。1学年の定員は80人の予定で、高校としても使うため、既に小中学校の校舎を増築した。  県私立学校審議会が今秋に同校設置計画を承認すれば、同学園は文部科学省の高校設置基準に基づいて体育館建設に着手。審議会は来年秋に同校設置の可否を最終判断する。  同学園は05年度に小、中学校を開校。各学年の定員は60人で、小学校は1クラス15人、中学校は同20人で運営。高校は同40人を予定している。  同学園小、中学校の松山治邦教頭は「世界で活躍する人材を育てたい。探究力や突破力が身に付くカリキュラムを提供する」と話している。  県情報公開・私学課によると、県内では学校法人長野日本大学学園(長野市)が中高一貫校と小学校、学校法人どんぐり向方(むかがた)学園(下伊那郡天龍村)が小、中学校と、通信制の高校を運営している。(長野県、信濃毎日新聞社)


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