23歳以下の若者がものづくりやサービスの腕を競う第50回技能五輪全国大会は26日、松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)で開会式を開いた。大会には過去最多の県内選手121人を含め、全国から1097人が出場予定。27、28日に同市と諏訪市の計13会場で40職種の競技を行い、29日に表彰式と閉会式を同ホールで開く。 開会式では、セイコーエプソン(諏訪市)の池上洸樹さん(21)=精密機器組み立て=が大会旗を大会会長の阿部守一知事に手渡し、各都道府県選手団が順番にステージに登場した。 最後に登壇した長野県選手団は「ともに頑張りましょう」などのメッセージ入りのTシャツ姿で気勢を上げ、大きな拍手が送られた。県選手団主将で綿半インテック(飯田市)の永塚未貴さん(23)=造園=は「正々堂々と美しく、全力を尽くして競い合うことを誓います」と選手宣誓した。今回の全国大会は、来年7月にドイツで開く国際大会の予選も兼ねており、一部競技は先行して始まった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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