長野オリンピック記念長野マラソン大会の組織委員会議は24日、長野市内で開き、来年の第16回大会を4月20日(日)に開催し、参加料を8500円から1万円に引き上げることを決めた。コースの一部変更を検討していることも明らかにした。 参加料の値上げは、年々参加者が増えていることや、コースの一部変更に伴う大会運営経費の増大に対応するため。大会事務局によると、市民ランナーが出場する国内主要マラソン大会では東京や大阪、北海道、神戸などが参加料を1万円としている。 コースの一部変更は、曲がり角を少なくして走りやすくしたり、交通規制に伴う関係住民の負担を減らしたりするのが狙い。新コースは、県警や地元と協議、調整して秋までに決める。参加料値上げとコースの一部変更により、大会事務局は「さらに質の高い大会を目指す」とした。 第16回大会の定員は前回と同じ1万人で、10月26日に募集を始める。申し込み方法の詳細は9月上旬に発表する。(長野県、信濃毎日新聞社)
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