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小谷でコバイケイソウ見頃 2、3年に1度

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 北アルプス山麓に広がる北安曇郡小谷村の栂池自然園でコバイケイソウが見頃になっている。同園のコバイケイソウが数多くの花を咲かせるのは2、3年に1度といい、雨だった24日も、県内外の大勢の観光客が訪れた。  コバイケイソウは「水芭蕉(みずばしょう)湿原」「ワタスゲ湿原」で見られる。入り口のビジターセンターから木道を進むと、白い花穂が一面に広がり、ニッコウキスゲの黄色と対照的だ。この日は、村内に宿泊して交流している愛知、静岡両県の保育園児17人も散策に訪れ、雨がやんで白馬乗鞍岳の雪渓が見えると歓声を上げていた。愛知県幸田町の加藤かの子ちゃん(5)は「山もお花もきれいだった」。  園によると、8月にはクリーム色の花を咲かせるエゾシオガマや、白い小さな花のイブキトラノオなどが見頃を迎えるという。(長野県、信濃毎日新聞社)


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