Quantcast
Channel: 信濃毎日新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

伊那の中央道上り線で追突、26人けが

$
0
0

 伊那市小沢の中央道上り線で27日午後にトラックがバスに追突した事故で、県警高速隊は自動車運転過失傷害の疑いで、追突した大型トラックを運転していた東筑摩郡山形村の上戸伸容疑者(31)を現行犯逮捕した。バスは40人が乗った大型観光バスで、同隊によると、39人が病院に運ばれ、乗客25人と乗員1人が打撲や切り傷などの軽傷。上り線は駒ケ根―伊那インター間が約6時間45分、通行止めになった。  同隊によると、追突事故は午後0時35分ごろ発生。当時、現場の約700メートル先で別の事故があり、渋滞していた。同容疑者のトラックは、この渋滞のため走行車線を徐行していたバスに追突。バスは弾みで追い越し車線の乗用車にぶつかった後、防護壁に衝突し、走行車線で別の乗用車にぶつかって止まった。この2台の乗用車に乗っていた計6人にけがはなかった。  同容疑者は「脇見をしていた。ブレーキを踏んだが間に合わなかった」と供述しているという。名古屋市から松本市に向けてタマネギを運ぶ途中で、けがはなかった。  バスは、乗客38人と乗員2人で大阪市から北佐久郡軽井沢町に向かっていた。運転手を除く39人が駒ケ根市と伊那市の計3カ所の病院に搬送された。バス中央部の座席にいたという女性(57)は現場で、「大きな衝撃を2回感じ、頭を打った」と話した。  現場は小沢川を渡った地点で、手前は緩い左カーブ。バスがぶつかった2台目の乗用車の前を走っていたという男性は「カーブを抜けてから(前方の)渋滞に気付いた。自分も危ないなと思った」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7401

Trending Articles