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日本・台湾・韓国の劇団競演 いいだ人形劇フェスタ

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 飯田市などで開催中の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2013」の主要プログラムの一つで、日本と台湾、韓国の劇団が出演する「東アジア三大人形劇フェスティバル交流公演」が9日、市内の市公民館で開かれた。同フェスタと台湾・雲林県の「雲林国際偶戯節」、韓国・春川市の「春川人形劇祭」の3人形祭の友好提携5周年を記念して開催。出演3劇団が独特の劇で観客を魅了した。  台湾の「真雲林閣掌中劇団」の公演では、団員が客席に近づいて人形同士による武術などを披露。韓国の「劇団ロギナレ」は布と紙などで作った「塩人形」が海を求めて旅をする演目を上演。団長の根瑩(ペグニョン)さん(37)は「言葉が違うのでどう伝わったか分からないが、真剣に見てもらえてうれしい」と話していた。  日本からは、飯田市龍江に伝わる人形浄瑠璃「今田人形」(国選択無形民俗文化財)を伝承する今田人形座が出演。語り役「太夫(たゆう)」の金井ハマさん(100)の語りに合わせて、人形が驚きや悲しみを表現すると客席から拍手が起こった。東京都板橋区から訪れた仙北屋崇(せんぼくやたかし)さん(63)は「100歳の金井さんの太夫は印象に残った。海外の劇団も面白かった」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)


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