信濃毎日新聞社の創刊140周年を記念して佐久市で始まった「ありがとう140年信毎まつりin佐久」は10日午後、「ロボットと宇宙」をテーマにした「第10回信毎こどもスクール」の講演会や、信毎データベースを体験するコーナー、紙面展示「信毎の紙面から見た140年」などがあり、小学生とその保護者ら多くの来場者が楽しんだ。 佐久市猿久保の県佐久創造館で開いたこどもスクールには約150人が参加。講師のロボットクリエーター高橋智隆さん(38)=東京大先端科学技術研究センター特任准教授=が、自身が開発したロボットを登場させると、会場から「わあっ」と歓声が上がった。信毎こども記者33人も取材し、「ロボットの部品が壊れる理由はなんですか」といった質問をしていた。 同館前で開いた伊那市を拠点とする風船芸人「ゴンベエワールド」こと矢野正貴さん(66)のショーは午後もあり、矢野さんが風船で作った弓で矢を放つなど、コミカルな動きで観客を笑わせた。 同館では、新聞紙で作った信毎マスコットキャラクターの「なーのちゃん」などクラフトアートの展示もあった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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