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南信濃38・6度 県内20地点で今夏最高気温

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 県内は10日、30観測地点のうち、気温が38・6度まで上昇した飯田市南信濃をはじめとする20地点でことし最高の暑さとなった。原村も33・6度と8月の観測史上最高を記録した。飯田、伊那市各3人、長野、上田、飯山、須坂市と下伊那郡下條村各2人、松本、小諸、佐久市と同郡松川町、阿智村、諏訪郡富士見町、北安曇郡白馬村各1人の計23人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。  飯田市南信濃の38・6度は、1978(昭和53)年12月の統計開始以来、2番目の高さ。龍淵寺(りゅうえんじ)境内にある平成の名水百選「観音霊水」を訪れた愛知県半田市の会社員、酒井和典さん(60)は「涼しい所へ行こうと思ってやって来たが、こちらも暑い」と話し、容器に水をくんでいた。  観測史上最高の37・0度を記録した伊那市では、同市高遠町の高遠湖で親子連れなどがカヌーやウインドサーフィンで涼を求めていた。  伊那消防組合消防本部によると、伊那市では午後1時ごろ、屋外で作業をしていた70代男性と屋内にいた10代女性が、同2時ごろには屋外で作業していた90代男性が、それぞれ熱中症の疑いで市内の病院に運ばれた。いずれも中等症という。  富士見町でランニング後の体操をしていた男子高校生、下條村で道路工事をしていた20代男性、畑作業を終えて帰宅しようとした飯山市の80代女性も搬送され、中等症とみられる。他の17人は10~90代の男女で軽症。(長野県、信濃毎日新聞社)


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